実用新案登録証
ワイヤーの伸線工程で生じた汚れを連続して洗浄するために高温・高圧水をワイヤーに噴射し洗浄します。
通常、ワイヤーに高圧水をかければ辺り一面水浸しになります。エジェクターの原理を利用した両端のバランスをとり、外部には水漏れのない洗浄装置です。さらに制度の高い洗浄を求められることが多くなり、カットワイヤーや丸い砥石粒を入れることにより、基準に適合する洗浄結果を得ることができます。
高温・高圧水を用い、水は繰り返し循環してご利用できます。
公害になる薬品を使用していませんので、廃水処理が簡単です。
油汚れに対しては高温水が有効です。
油の性質にもよりますが、高い温度になれば軟化し洗浄効果が上がります。
その上、高圧の流水で吹き飛ばし相乗効果となります。
ノズルの中央部は落差200m以上の滝壺に入った状態になります。
ノズルの両端から吸い込んだ空気が小さな泡となり汚れを落とします。
こびり付いた汚れを落とすためにチップ(アブレッシブ)を入れます。
アクアショットノズルに入れるチップは特殊フィルターにより濾過し、外部に流出いたしません。
また、少量のチップで可能です。チップ交換も簡単に行えます。
洗浄システムを組み、その上、生産ラインに組み込むことができます。
ノズル部だけをラインに組み込めれば使用が可能になります。
ポンプ・タンクに関しましては、空きスペースに設置いただけます。
チップを利用しない場合のノズルの設置には水平ラインに関わらず、垂直ラインでも設置が可能です。